美容師の職業病あるある!手荒れ対策で手袋は付ける・付けない?

小島

こんにちは!小島です。

SNSで定期的に話題になるのが、「ゴム手袋でシャンプーするのはありかなしか?」というテーマです。

美容師さんからすると、手が荒れたりするため手袋を使用したいという意見があります。一方でお客様からは、手袋をすると髪が引っかかる可能性があるため、手袋をしてほしくないという声もあります。

小島

「手袋ありかなしかどっち派?」と聞かれると、ズバリ僕の意見は手袋なし派です!

今回は、僕が手袋なし派である理由から、長年職業病による手荒れに悩まされてきた経験談、手荒れ対策について紹介していきます。

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僕が手袋を使わない理由は接客重視だから!

接客においては人と人との触れ合い、特に手と手のぬくもりを感じることが大切だと思っています。それが接客業の重要な部分だと考えているからです。

手袋でシャンプーすることがすごく悪いとは言いません。理由がある方もいらっしゃると思いますので、絶対にやめた方がいいとは言えませんが、僕個人としては手袋を使用しないようにしています。

なぜならゴムの摩擦や髪の毛が引っかかることが、お客様にとって不快な体験になる可能性があるからです。リラックスしに来ているのに、不快な気持ちにさせてしまうのは避けたいところです。

因みに最近では、摩擦や引っかかりを減らすための新しい手袋も出てきているようなので、使いたい方は使ってもいいと思います。

小島

ただ、僕はやはり手で伝えたいという気持ちが強いので、手袋は絶対に使いません!

お客様視点で手袋はありなしどっちがいい?

小島

僕の経験では、手袋をしてシャンプーをしないでほしいというお客様の方が多いように思います。

手袋をしてシャンプーをすることに対して「違うスタッフにしてほしい」と言われたことも何度かありますが、手袋をしてほしいとリクエストされたお客様は今のところいません。最近ではそういった声も増えているのかもしれませんが、手袋を使うことに対してやりにくさもあるのかもしれませんね。

ちなみに、手袋を使う場合、僕はシャンプーの際には使いませんが、カラーリングの時には普通のカラー用手袋を使用します。なぜならカラー剤が手や爪に染まってしまうためです。素手でカラーシャンプーを行うと、爪が黒くなってしまうことがあります。

そうなると、お客様から手が汚れていると誤解され、荷物を預けることや服を預ける際に嫌がられたりすることもしばしあります。

手袋なし派の僕ですが手荒れに長年悩まされた!

美容師さんの中には手が荒れてしまっている方が多く、その状況は非常に大変だと思います。僕自身、アトピーで長年手荒れや肌荒れに悩んできましたし、薬がつくとしみることも多かったので、その気持ちは理解できます。

僕の経験談ですが、手荒れについて悩んでいた時期があり、どう改善すれば良いかを真剣に考えていました。しかし、ただ悩むだけではなく、具体的にどうすれば治るのかを考え、いろいろな皮膚科を訪れました。

ある時、皮膚が相当ひどい状態になってしまったため、ステロイド注射で治療することにしました。その結果、手荒れや顔の腫れ、全身のアトピーも改善しました。

小島

周囲からはステロイド注射はあまり良くないという話も聞いていたため、少し不安を感じることもありましたが、結果として治療を行い良かったと思います。

美容師で手荒れに対して本気で向き合っている人は少ない印象

手荒れに悩む方々が、自分のアトピーや手荒れを本気で改善しようとしているかどうかは非常に重要です。多くの方が、医者のところに行ったりすることにお金や時間をかけていないのが現状かと思います。

小島

実際に行動を起こしている人は少ないように思います

痒みがあって、汁が出たり、血が出たりしている状態で、ただ薬を塗っているだけの美容師が周りに多くいました。本気で治そうとした結果、手袋を使ってシャンプーをすることになった方に関しては仕方のない事だと思いますし、手袋OKの美容室で働くのも一つの選択だと思います。

しかし、手が痒いと感じたり、不衛生だと言われたりする場合には、もっと自分の体質改善を真剣に考えた方が良いのではないかと思います。美容師の手荒れは職業病のようなものです。シャンプーだけでなく、水に触れるだけで手荒れを起こす人もいますし、髪の毛に触れることでも手荒れが起こることがあります。薬剤が原因とは限らず、働くストレスが手荒れに繋がることもあります。

どんな理由であれ、それを改善しようとする姿勢が大切です。手袋を使うだけでは解決にならず、その手袋一枚分の気持ちが、お客様に伝わらないのではないかと感じます。

美容院界隈での手荒れ対策「作業するたびにハンドクリームを塗る」

美容院業界では、手荒れを防止するためのテクニックがいくつかあります。僕たちがよく言われていたのは、「何か作業をしたらすぐにハンドクリームを塗ること」です。傷ができてしまうと、そこから汁が出たり、血が出たりすることがあり、お客様に不快な思いをさせてしまう可能性があります。痒みを感じるのは理解できますが、とにかく掻かないことが非常に重要です。

現在は週休二日制が普及しているため、連休を取る方や飛び飛びの休みを取る方がいると思います。その休みの日にどれだけ手荒れを改善するための努力をしているかが大切です。

小島

各自が自分の手荒れと向き合い、どう対処するかを真剣に考えることが必要だと思います。

商材にもよるがヘッドスパは手荒れしにくい

僕は手荒れがひどいので、このような働き方にしました。以前は、大きいサロンで働いており、1日に20人から50人ものお客様のシャンプーをしていました。もちろん、シャンプーに触る機会が多く、そのために手荒れが悪化していました。

しかし、ここでは1日にマックス5人のお客様を担当するだけなので、その分シャンプーをする回数も減り、手荒れが少なくなりました。また、仕事の後に時間にゆとりがあるので、しっかりと手のケアをすることができます。

確かにヘッドスパでも手荒れのリスクはあります。ですが、保湿効果が高く頭皮や肌に優しい商材を選んでいるため、手荒れはしにくいです。またお湯を使う際は手が乾燥しやすいので、すぐに保湿することで手荒れを防いでいます。

さいごに一言

当店では、ヘッドスパをはじめ、お客様との距離を縮めることを大切にしています。お客様にしっかりとした施術を実感していただき、人と人との温かみを体感していただきたいと思っていますので、基本的には手袋を使用しておりません。

小島

ただし、お客様のご希望で手袋を使用してほしい場合は、ぜひお気軽にお申し付けください。

その際は、しっかりと手袋をつけて施術いたしますので、ご安心ください。

いつでもご要望をお聞きしますので、どうぞお気軽にお越しください。

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