ヘッドスパで医療と美容が融合!?確立するまでの経緯を紹介

小島

こんにちは!小島です。

美容師としてのキャリアを積んでいく中で、僕自身、自分らしい技術や接客スタイルとは何かを考えてきました。多忙な日々の中で目の前のお客様と真剣に向き合ってないのではないか、と感じた瞬間があったのです。そんな中で出会ったのが「ヘッドスパ」でした。心もリラックスしていただける特別な時間を提供できるもの

技術や知識の不足を痛感し、多くの知識を吸収する必要がありました。 特に、体の構造に基づいた施術を提供するため、整体や医療分野の専門家からも講習会を受け、新しい施術コンセプトを確立させることにいたります。

そして今、自分の店舗「ステラ・ヴィータ」を開業し、美容的な癒しと医療的効果を融合させたようなヘッドスパを提供しています。 この記事では、僕がこの道を選んだ理由や、ヘッドスパに対しての想い、そして開業までの歩みについて紹介していきます。

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癒しと医療が融合したようなヘッドスパを提供する理由

お客様にヘッドスパを提供するにあたり、どのようなコンセプトを持つべきかを考える必要がありました。そこで僕の中で抱いていた疑問を一つずつ解消していくことを始めました。

小島

特に、「気持ちいいヘッドスパだけで良いのか?」という点が一番気になっていました。

確かに気持ち良さは重要ですが、単に気持ちいいだけのヘッドスパは、果たして本当に良いのかと疑問を感じていました。

なぜなら、気持ちいいヘッドスパは、表面的には良いことばかりを伝えているように見えますが、実際には体にリスクが伴うこともあるからです。お客様が気持ち良かったと感じても、次回の来店につながるかどうかは疑問であり、お客様の意識がそれ以上変わらないのではないかとも思いました。

そこで、自分自身の考え方を変えるためには、どのような専門家の話を聞けば良いのかを考えました結果、、、

体の構造に詳しい整体師や整骨院の方、さらには鍼灸師の方々から学ぶことが重要だと感じ、医療関係の講義に参加することにしました。

そこで学んだことは、僕が美容師目線として見ていたヘッドスパとは全く異なる視点でした。体の筋肉や構造を熟知した専門家たちの意見を聞くことで、やってはいけないことや体に負担をかける工程が多く存在することを知りました。

小島

これを知ったとき、「自分はこんな技術をお客様に提供していたのか」と衝撃を受けました。

気持ち良さを追求するあまり、体にとって良くない施術を行っていたのではないかという見解にいたりました。医療業界の方々から学んだ、体に改善をもたらす効果的なアプローチをヘッドスパに取り入れようと思い立ちました。

そうすることで例えば、以下のような内容の改善が期待できます。

  • 筋肉がほぐれる
  • 肌がきれいになる
  • リンパや血流を良くする

美容と医療の融合を図ることで、未来につながるヘッドスパを実現できると考えました。美容の観点を大切にしつつ、負担がかからず将来的に体が改善されていくヘッドスパのコンセプトを確立しました。

このような過程を経て、自分の武器が出来て開業という一歩を踏み出せました。

小島

では、なぜ美容と医療を融合させたようなヘッドスパに辿り着いたのかを、より具体的にお話ししていきます。

お客様と向き合えてないことに疑問を感じていた

最初は特に意識していなかったのですが、色んなお店を転々としていく中で、カット、カラー、パーマなどたくさん経験してきました。特に嫌い・苦手な技術はそれほどなく、どの施術も好きで楽しく仕事を行ってきました。

小島

しかし、ある時期「お客様と真剣に向き合えているのか?」という疑問を抱くようになった事がありました。

当時、私は1時間に約4人のお客様を担当し、1日に15人から多い日には20人近くをカットするサロンで働いていました。そこでは、カット以外は全てアシスタントが担当する方針でした

カットを終わった後にアシスタントにカラーを塗るよう指示し、仕上げもアシスタントに任せていました。このサロンでは、どうしてもお客様を待たせてしまう事が多く、当初は罪悪感を感じていたのですが、次第にその気持ちが薄れていく自分に気づきました。

例えば、お見送りを雑にしてしまったり、お会計の際に急いでしまうことが多くなり、目の前のお客様を大切にできていないのではないかという不安を感じるようになりました。自分の性格とは少し違う行動を取っているのではないかと、自分自身に疑問を抱くことが増え、もっとお客様に親身になれる技術や接し方はないかと考えた時に、ヘッドスパという施術に出会ったのです。

小島

ヘッドスパは、施術中ずっと手が触れているため、お客様に自分の想いや感謝の気持ちを直接伝えることができると思いました。

また、奉仕の気持ちを込めながら、心地よくなっていただきたい、リラックスしていただきたいという思いを込めて施術を行うことができると感じました。

美容室に来て良かったと思っていただけるような、素晴らしい空間や記述を提供することができるのではないかと考え、ヘッドスパへの理解を深めていきたいという強い思いを抱くようになったのです。

ヘッドスパを施す事は簡単ではなかった

実際に一対一のヘッドスパを行ってきたのですが、いざやってみると大きなギャップがありました。

自分の中では「これならできる!」と思い、ポジティブな気持ちで行動を起こしたものの、実際に一対一のヘッドスパを行うとなると、想像以上のプレッシャーや責任がのしかかってきました。技術面や知識面でも、自分が考えていた以上に課題が多いことを痛感したのです。

一対一で技術を提供することは、想像以上に重圧を感じるものでした。すべてを自分一人で担うというのは、良い意味でしんどいことだと実感しました。

小島

なので、もっと技術を極めて、自信を持ってお客様にお応えできるようにならなければならないと強く感じました。

ヘッドスパを始めたのは、30歳を過ぎた頃からで、それ以前は、ただ数をこなせば良いと考えている自分がいました。しかし、時代の変化もあり、数をこなすだけでは心がこもっていないと気づくようになりました。もちろん、数をこなしても心のこもった施術をされている方もたくさんいらっしゃいますが、私自身はそのスタンスとは少し異なっていると感じました。

もっと自分の性格に合った形で、お客様に伝えるべきことがあるのではないかと考えた結果、ヘッドスパに行き着いたのです。ヘッドスパは、お客様と深く関わりながら、リラックスしていただける時間を提供できる施術だと思います。

ヘッドスパの勉強に専念した

以前の職場で一緒に働いていたお店のスタッフと結婚しました。妻も美容師なので、二人で仕事をやっていこうという話はしていたのですが、ちょうどその時期はコロナの影響で、自分のお店を開くのも難しい時代だったので、このような状況を逆に利用して、自分の武器を作るための時間に充てようと決意しました。

そこで、まずは勉強に集中することにしました。自分自身の新たな武器を作るために、当時の職場を辞めてヘッドスパの勉強を始めました。

独立するまでの間に、お客様に自信を持ってヘッドスパを提供できるよう、人間の体の構造やヘッドスパを行うための環境について学ぶことに力を入れました。最初は何から始めればよいか分からなかったため、まずはヘッドスパで有名な方々の講演を聞いたり、技術を見学したりしました。

直接教えてもらう機会もありましたが、自分で体験しなければ理解できないことが多いと実感しました。そのため、実際にヘッドスパを受けに行き、どのような空間がリラックスできるのかを探ることにも力を入れました。技術だけでなく、心地よい施術環境を理解するために、さまざまなサロンを訪れて学びました。このようにして、足を運ぶことが僕の勉強の第一歩となったのです。

以上。

このような経緯で、美容と医療を融合させたようなヘッドスパが確立したのです。

ヘッドスパはお客様と深く関わりながら、リラックスしていただける時間を提供できる施術だと思っています!

小島

この気持ちを大切にし、さらなる技術向上を目指していきます。

さいごに一言

小島

まだステラ・ヴィータは開業から2ヶ月しか経っていませんが、これまでの学びを通じて、お客様に心身ともに満足していただけるヘッドスパを提供していきます。

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