こんにちは!小島です。
日々変化するトレンドの中、美容師のファッションに対する意識は、お客様への印象を左右する重要な要素です。
お客様との信頼関係を築く上で、美容師の清潔感や身だしなみは欠かせません。
美容師としてのファッションに対する姿勢や清潔感に関する考え方、さらには僕自身が経験したエピソードを紹介していきます。
美容師のファッション・清潔感について思う事
美容師さんと言えば「お洒落!清潔感がある」というイメージなのですが、毎日ファッションのコーディネートを考えたりヘアセットするなど大変ですよね?
正直、大変ですけれど、それが当たり前の職業だと思っているので、僕らからすると毎日スーツを着てネクタイを締めているサラリーマンや会社勤務の方々の方が大変かなと思います。
ただ、美容師は服装を楽しむというのも楽しさの一つですので、いい服を買って「これで仕事ができる」とワクワクする方が楽しいですね。
初めて行った美容室で、ダサい服装の日とおしゃれな服装の日がいたならば、やはりおしゃれな服の人にお願いしたいです。
当然ですが好き嫌いの好みががあるのは確かで、例えば100人が100人とも「この人はダサい」と思わないと思います。自分の趣味と合わないだけで、自分に合うファッションの人もいれば、合わないファッションの人もいるでしょう。
ただ、断言はできませんが「この子はお洒落やファッションを諦めているのかな」と思ってしまう子は稀にいます。
僕自身がファッションに対しても気を使っていますから、アシスタントの子でもスタイリストでも、やっぱりおしゃれな人に担当してもらいたいですね。
何度も服を汚した経験から学んだ「ファッションにこだわる理由」
美容師さんだと服にカラー剤がついて汚れたりするのは気になりますよね?
それはありますね。僕が若いころの話ですが買ったばかりの服を、その日にもう修復不可能なぐらい汚してしまったことがありました(笑)
その時は本当にショックでしたが、そういう経験を通じて「綺麗な仕事をしよう」という意識が湧いてきました。靴や服についても、カラーが飛ばない、汚れないように気を付けて仕事をすれば、自然とお客様にも綺麗で丁寧な仕事を提供できると思います。客観的に見て、その人が綺麗な仕事をしているかどうかは、振る舞いからも分かります。
例えば、「いらっしゃいませ」と来てくれたスタッフが服を汚していたら、「大丈夫かな?」と思ってしまいますよね。確かに、汚れる経験は今でも少なからずありますが、綺麗な仕事をすることは絶対にメリットしかありません。自分の服を汚さないことも重要ですし、お客様にとっても綺麗な仕事をすることが大切です。
綺麗な仕事が出来るようになれば、服も汚れませんし、どんな服を着ても楽しく仕事ができます。一方で自分に自信が無かったり、ガサツな仕事をしていれば汚れてもいいような黒い服を着る事になるでしょう。
ただ黒い服がダメと言っているわけではありません。僕は黒い服でも、自分がビビッとくるものがあれば普通に来ますし、おしゃれを楽しんでいます。
安くで買った仕事着は全て捨てた「安物買いの銭失い」
汚れた服は破棄してますか?
どう頑張っても着れないほど汚れてしまったので、思い切って処分しました。
お金を捨てているようなもので、本当にそういうことはたくさんありました。なので22~25歳の頃は、特に「どうせ汚れるし安い服でいいや!」と思って、安い服ばかり買っていた時期がありました。
その頃に買った服は、汚れているかどうかの問題ではなく、そもそも残っていないことが多いです。「安物買いの銭失い」といった感じでした。
今は、もう少し先の事を考えて、良い素材や良いブランドの服を選ぶようにしています。3年、5年後にも着られるかどうかを考えるようになりました。若い頃は安い服ばっかり買っていたので、今振り返ると自分の過去の姿がすごくダサい格好だったなぁと感じます。
今、梅田や難波などでおしゃれな子たちを見かけると、「お金をかけているな」と伝わってくる子もいますし、そうでない子もいます。そうじゃない子の一人だったのかなという後悔も少しあります。(笑)
男性のお客様には清潔感を大切にするよう伝えてます
服装や髪の毛、最近では男性でもメイクをする人が増えていますが、僕の場合、ひげもその一部です。
僕は童顔なのでひげを生やしていますが、ひげが嫌いな女性もいるので、その点では少し申し訳ない気持ちがあります。それでも、ひげのお手入れはしっかり行っていますし、清潔感は絶対に必要だと思います。
だから、僕がカットさせていただいているメンズのお客様には、まず清潔感を大切にしていただくようにお伝えしています。
男性はこれからますます清潔感が重要だと思います。30歳を超えると、匂いにも敏感になってきますので、匂いや使用するものも徐々に影響を与えると思います。髪型や匂い、ファッション、そして頭皮のお悩みなど、様々なサポートをさせてもらっています。
さいごに一言
男性で自分の悩みを抱えている方はもちろん、女性の方でも「うちの彼氏や主人をどうにかしてほしい」と思っている方がいれば、ぜひお越しください。
お待ちしていますので、気軽にご相談ください。